EVが得意なゼロスポーツが破産

EVが得意なゼロスポーツが破産

電気自動車を10年以上作ってきた実績のある、ベンチャー企業のゼロスポーツが、破産することになりました。

ゼロスポーツといえば、郵便局の集配車を1000台以上電気自動車として納品する契約を取りつけていたので有名。その契約額は、35億円だったのだとか。
なんと、1台あたり3,500,000円にもなる計算ですね!

では、そんなに大口の契約を持っていたにも関わらず、どうして破産したのか。
簡単に言うと、ベース車両であるスバルのサンバーが無くなることが決まっていたためなんですね。

その結果、ダイハツのハイゼットで電気自動車を作った方が良いということで、郵便側とゼロスポーツが合意。
で、そこが落とし穴。

郵便局側は、随意契約でゼロスポーツから納品することにしてたんですが、随意契約をするには、実績が必要だったんです。
そう。納品車両での実績が・・・

サンバーでの実績はたっぷりあるんですが、一方で、ハイゼットでの実績はゼロ。

郵政側はココに気づかず、ハイゼットでの納品に合意。
その後、随意契約の条件外になるおそれがあり、これまで設定してきた納品期限のたった3日前に、ベース車両の変更を認めない旨、郵政側からゼロスポーツに伝えられたんです。

結果として、ゼロスポーツは、多大な債務を抱え、銀行は口座を凍結。
支払いが不可能となったゼロスポーツは、自己破産の道へ。

しかも、契約違約金が7億円も発生するとのこと。
一方的な、判断によって生まれた7億円。

つまり、郵便局のミスが、ゼロスポーツという、電気自動車で実績のある、また、これから有望であった企業をつぶしてしまったことになります。

ひどすぎますね。

2011年3月 2日|

カテゴリー:車のナンデモ!